今回は「保育士から異業種へ転職した体験談!事務職は失敗だった?」というテーマでお届けします。
保育士を頑張っているものの、違う仕事に転職したいという人は多いです。

じつは私も、保育士から異業種へ転職しました
ここでは、私が保育士からどんな業種に転職したのか、転職活動で苦労した点や成功のポイントについて本音で語ります!
保育士から異業種へ転職した体験談!

私は保育士2年目のとき、保育士を辞めて異業種への転職を決意。
いざ調べると、保育士経験をいかせる仕事もあれば、まったく新しいスキルが必要な仕事もありました。
このときの転職活動は、自分を見つめ直すいい機会となりました。
ここからは転職成功ポイントや働いてみたリアルな感想を紹介します。
百貨店の美容部員
私は保育士を辞めたあと、ずっと憧れていた美容部員に転職しました。
【面接内容】
- 筆記試験(高校レベルの5教科+時事問題)
- 性格診断テスト
- 質疑応答
その後、無事に合格して美容部員として働きはじめました。
転職成功のポイント
転職成功のポイントは、コミュニケーションスキルとタイムマネジメント能力をアピールしたことです。
保育士は子どもの感情や変化を察知したり、保護者との円滑なコミュニケーションをとるため、接客に向いてる人が多いです。
保育士は毎日スケジュールにそって保育するため、タイムマネジメント力の高い人も多いですよね。
どちらの能力も販売や接客で発揮できるので、ぜひアピールしてみましょう。
転職した感想
わたしは保育士から美容部員に転職して、大人相手の接客の楽しさや成果が目で見える喜びを知りました。

自分の保育が正しかったのかどうか、本当の意味では誰にもわからないですよね
わたしが保育士から美容部員に転職して感じたメリットは3つ。
- 成果が数字で確認できる
- 数字を見てしっかり評価される
- ややこしい人間関係から開放された
保育には正解がなく園長の感覚で評価されるため、仕事の成果が見えにくかったように思います。
でも百貨店の美容部員は、勤続年数にかかわらず売上げ・接客数・指名数などで給料が評価されました。

目に見える数字で、自分が評価されて嬉しかったです
顧客対応や戦略を考えることに時間をかけるので、つまらない人間関係で悩むことはなかったです。
WEB系の事務
わたしは百貨店で美容部員をしたあと、結婚と引越しのためWEB系の事務に転職。
まず転職エージェントに相談して、希望の会社と日程調整してもらい面接を受けました。
【面接内容】
- 筆記試験(高校レベルの5教科+時事問題)
- タイピングテスト
- 質疑応答
転職成功のポイント
転職成功のポイントは、コミュニケーション能力と計画立案・実行力をアピールしたことです。
保育士は子どもや保護者と毎日やり取りするため、コミュニケーション能力力の高い人が多いです。
年間・月間・週間の保育計画を立てて実行するスキルもあるので、複数のタスクを同時進行する事務職でとても役立ちました。

パソコンは少し不安だったので、自分でエクセルとワードの勉強をしました
転職した感想
私は事務に転職して、保育士で得たスキルはどこでも通用することに気付きました。
保育士は連絡帳や日案などで文章を書きなれているので、事務職でもすぐに能力が発揮できます。

保育士は自然といろいろなスキルを身につけていますね!
事務で働いたおかげでWEBスキルの基礎を学べたので、今は派遣保育士をしながら副業でWEBライターとして稼いでいます。
詳しくは後日こちらで記事を更新します→★
保育士から事務職への転職は失敗?

わたしは、保育士から事務職へ転職して正解でした!
仕事の成果が数字でしっかり評価されるので、感覚的な評価をされやすい保育とは違ったやりがいを感じました。
はじめはパソコンで文字を打つことしかできませんでしたが、パソコンスキルは勉強すればすぐに身につきます。

事務職を経験れば基本的なビジネススキルが身につくので、どんな仕事でも挑戦できると実感してます!
保育士が転職先を選ぶポイントは?

転職しても職場選びを失敗すると、また仕事を辞めてしまうかもしれません。
転職先を選ぶときは、つぎの3つに気を付けましょう。
残業が少ない
残業時間や休日出勤がどれくらいあるのか確認し、ワークライフバランスが保てるか確認しましょう。
休暇制度が充実してる
年次有給休暇のほかに、育児休業制度などの休暇制度が充実しているか確認しましょう。
精度が整っている企業であれば、結婚しても働き続けられます。
福利厚生
給料はもちろん、福利厚生がしっかりしてるかどうかも確認しましょう。
- 社会保険制度
- 交通費支給
- 住宅手当
- 保養施設の利用 など
福利厚生が充実していると、仕事へのモチベーションが向上します。
人間関係
同僚や上司との人間関係が良いか、風通しのいい社風か確認しましょう。
直接聞きづらい場合は、新人の退職率などで判断できます。
チームワークが苦手で保育士を辞めたい人は、人間関係のしがらみのない個人で進める職種がおすすめです。
保育士から異業種への転職でよくある質問
保育士から異業種への転職について、よくある質問をまとめました。
保育士を辞めた人はどんな仕事に就いていますか?
保育士を辞めた人は、以下のような仕事に就いています。
- 受付
- 一般事務
- 接客業
- 幼児教室
- WEBライター
「人間関係に疲れた…」という人は、WEBライターがおすすめ!
保育士はたくさん文章を書くので、あなたが思ってる以上に文章力がついています。
まずは保育士をしながらWEBライターを初めてみて、向いてると思ったら本業にするのもありです。

私は派遣保育士として夕方まで働きながら、空いた時間でWEBライターをしています♪
保育士が自宅でできる仕事についての記事でくわしく解説します→★
保育士が辞めたくなる理由は何ですか?
厚生労働省のアンケート調査によると、保育士の退職理由で1番多いのは「職場の人間関係」です。

引用:厚生労働省HP
続いて、「給料が安い」「仕事量が多い」という理由があがっていました。
保育士が働きやすい職場とは、労働条件が良いだけでなく人間関係が良好な職場といえます。
保育士から異業種へ転職した体験談!事務職は失敗だった?まとめ

今回は「保育士から異業種へ転職した体験談!事務職は失敗だった?」というテーマでお届けしました。
わたしは実際に保育士から美容部員や事務に転職しましたが、保育士で身についたスキルが役に立つ場面がたくさんあります。
異業種ではたらくと視野が広がり、とくに事務職に転職したことは失敗ではなく大正解でした。
保育士から違う仕事へ転職するのは不安かもしれませんが、新しいキャリアを築くチャンスです。
この記事で紹介した職業や選ぶポイントを参考に、あなたに合った職業を見つけましょう。