今回は「【体験談】院内保育きつい?働くのに向いてるのはこんな人!」というテーマでお届けします。
「院内保育ってどんな保育するの?」
「院内保育はつらいって聞くけど本当?」
院内保育は大変なことが多いですが、やりがいも大きい仕事です。

✓保育士2年目で保育士を退職
✓そのあと異業種へ転職
✓結婚してパート保育士
✓現在、派遣保育士&WEBライター
私は1年だけ院内保育園で働いたことがあり、周りの保育士さんからよく院内保育園について質問されるので、私や院内保育園で働いている友人の体験談をまとめました。
この記事を読めば、あなたが院内保育に向いてるかどうかわかるので、ぜひご覧ください。
【体験談】院内保育きつい?

私は実際に院内保育園で働きましたが、仕事がきついとは思いませんでした。
【私は働いていた院内保育園の特徴】
- 勤務時間は7時から22時まで
- 早番、中番、遅番のシフト制
- 定員40名(ほぼ乳児)
勤務時間は7時から22時まででしたが、遅番専属の保育士さんがいたおかげで私の遅番は週1回だけでした。
私が働いていた院内保育園はほとんど行事がなかったので、毎日保育だけに集中できて楽しかったです。

ただ、院内保育の働きやすさは園によって全然ちがいます
たとえば友人の院内保育は24時間保育で夜勤がありました。
友人は「だいぶ慣れたけど、やっぱり夜勤はつらい」と話していて、結婚後も夜勤を続けられるか不安だそうです。
私は夜勤があったら院内保育園では働かなかったかもしれません。
院内保育のきつい所(デメリット)

院内保育のきつい所(デメリット)は以下の3つです。
不規則な勤務時間
院内保育は開園時間が長いので、勤務時間が不規則になりやすいと感じました。
保護者(医者・看護師など)の勤務体制にあわせるため、夜勤や土日出勤なども多いです。
早番・遅番・夜勤とバラバラな時間帯で働くので、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

私が働いていた園は22時閉園だったので、遅番のあとの早番はつらかったです
病院の都合に左右される
病院の運営状況や方針によって、保育内容や開園時間がかわる可能性があります。
私の働いていた院内保育では、部屋やおもちゃの消毒方法は病院専用のやり方を指導され、時期によって消毒方法の変更指示がありました。

普通の保育園にくらべると、衛生面はかなり厳しいです
キャリアアップが難しい
院内保育は一般的な保育園に比べて、キャリアアップが難しい可能性があります。
院内保育園は小規模な施設が多く、園長や主任などの役職が限られているからです。

私が働いていた院内保育園は、園長、主任、役職なしの保育士3人でした
早く役職につきたいと思っても、主任が退職するまで昇進できません。
「キャリアアップしたくてもポストが空いていない」という状況は多々ありました。
院内保育の楽しい所(メリット)

院内保育の良いところ(メリット)は以下の3つです。
子どもと密に関われる
少人数の園が多いため、子ども一人ひとりと深く関われます。
私が働いていた園は午前中2人しか子どもがいない日もあったので、家庭保育のような温かさがあり、子どもに「お母さん」と何度も呼び間違えられました。

大人数の子どもをまとめるのに疲れた保育士さんなら、かなりおすすめです
行事が少ない
院内保育は、以下の理由で行事の少ない園が多いです。
- 病院職員の子どもを預かるのが目的だから
- スペースが限られてるから
- 保護者も病院の業務が優先だから
たとえば私が働いていた院内保育園では、お正月や夏祭りなどカンタンな行事はありましたが、友人の院内保育園ではまったく行事がありませんでした。

行事の多い園に疲れた…という保育士さんにはおすすめ!
専門性のスキルが身につく
院内保育は医療現場のなかにあるので、医学や看護の知識が自然と身につきます。
感染症の予防方法などを看護師さんからアドバイスもらうこともあり、普通の保育園より子どもの人体に関わる知識が増えました。

私が働いていた院内保育園では、いろいろな研修を受けさせてもらえましたよ
院内保育に向いている人
院内保育に向いている人はこんな人です。
体力に自信がある人
院内保育は、不規則な勤務時間に対応できる体力が必要です。

私は行事の少ない院内保育で働きたかったので、勤務時間が遅い日があっても我慢できました
チームワークを大切にする人
院内保育では、保育士同士や病院職員と協力して子どもたちをサポートします。
病院職員とも普段からコミュニケーションが取れる人なら、いざという時に動きやすかったり、いろいろな部署から助けてもらいやすくなります。

チームワークを大切にする人は、結果的に院内保育でとても働きやすいですね
【体験談】院内保育きつい?働くのに向いてるのはこんな人!まとめ

今回は「【体験談】院内保育きつい?働くのに向いてるのはこんな人!」というテーマでお届けしました。
私は院内保育で働きましたが、一般的な保育園と比べてきついと感じたことはありませんでした。
むしろ、行事が多く子どもの人数が多い一般的な保育園にくらべると、保育士の負担は少ないと思います。
院内保育園で働くのに向いてる人は、体力に自信がある人やチームワークを大切にする人です。
院内保育を検討している人は、今回の体験談やメリット・デメリットをぜひ参考にしてみてください。