今回は「保育士辞めた体験談!辞めて異業種に転職したアラサーの末路」というテーマでお届けします。
保育士として働いているものの、こんなことで悩んでいませんか?
- 保育士を辞めたい
- 保育士から異業種へ転職したい
- 環境を変えたいけど決断できない
保育士を辞めた私が、異業種に転職したリアル体験談をお伝えします。
もしあなたが保育士を辞めようか迷っているなら、この記事が解決のヒントになること間違いなしです。
保育士と異業種を経験!
保育士歴は合計6年ほどです♪
- 保育士2年目で退職
- 異業種へ転職① 正社員
- 異業種へ転職② 正社員
- 現在、結婚して派遣保育士
保育士を辞めた理由
私が保育士を辞めた理由は3つあります。
人間関係の悩み
私が働いていた園は、とにかく人間関係が最悪でした。
- 陰口や派閥争い
- 上下関係が厳しく風通しが悪い
- お局さんのご機嫌とり
- 自分の保育観を押しつける
これらの理由で、保育士はみんなイライラしていました。
▼ 実際にあったトラブル ▼
自分の保育観がいちばん正しいと思っているベテラン保育士が、同じように対応するよう強要してくる。(嫌がってる子どもにむりやり給食を完食させる、など)
お局さんが子どもの前で新人保育士にしょっちゅうダメ出しする。
新人保育士が時間ぴったりに退社しようとすると、お局さんに「今の保育士は楽でいいわね」とイヤミを言われる。
人員不足でコミュニケーションをとる時間もないので、関係を深めることもできず負のループでした
給料が低い
保育士になって友人と話していると、自分は友人より年収が100万ほど低いと知りショックを受けました。
しかも6年上の先輩から「あなたと2万しか給料が変わらない」と聞かされ、頭がまっしろに。
貯金もできないし、このまま保育士を続けるか悩んだよ
保育園によっては役職が「主任・園長」しかないので、すぐに昇給しづらいことも。
つまり、働く保育園を間違えると「6年後も2万しか給料が上がらない…」という私のような状態になります。
保育園選びのポイントは後日更新します→★
激務で適応障害に
当時のわたしは激務で、毎日15分ほどしか休憩できませんでした。
しかも人手不足で、毎日2時間ほど残業
そんなことを続けているとだんだん頭がボーッとするようになり、とうとうめまいで立てなくなりました。
病院では「適応障害」と診断され、休職しましたが最後は退職にいたりました。
その時のくわしい話は後日更新します→★
異業種へ転職したリアルな感想
私は保育士を辞めて異業種への転職を決めました。
いざ調べていくと、保育士経験を活かせる職種や新しいスキルを身につける必要がある職種もあり、自分にとって何が大切なのかを考える良い機会となりました。
ここからは転職成功ポイントや働いてみたリアルな感想を紹介します。
百貨店の美容部員
私は保育士を辞めたあと、憧れていた美容部員に転職しました。
転職成功のポイント
転職成功のポイントは、コミュニケーションスキルとタイムマネジメント能力をしっかりアピールしたことです。
保育士は子どもの感情や変化をすばやく察知したり、保護者との円滑なコミュニケーションをとるため、接客に向いてる人が多いんです。
いつも分刻みで動くのでタイムマネジメント力が高く、販売や接客でも能力を発揮できる可能性が高いです。
転職した感想
保育士から美容部員に転職して、今までとても狭い世界で生きていたと気付きました。
転職したメリットはこちら!
- 仕事の成果が数字で出る
- 数字を見てしっかり評価される
- 悪口を言う暇がないくらい仕事に集中できる
保育士をしていた時は、限られた空間で同じメンバーとずっといるので人間関係でストレスを感じやすかったです。
しかも保育には正解がなく園長の感覚で評価されるため、仕事の成果が見えにくかったように思います。
でも美容部員は勤続年数にかかわらず売上げ・接客数・指名数などでボーナスがしっかり評価され、顧客対応や戦略を考えることに時間をかけるのでつまらない人間関係で悩むことはなかったです。
目に見える成果や数字で、自分が評価されたことが嬉しかったです
WEB系の事務
結婚と引越しを機に、美容部員をやめてWEB系の事務に転職しました。
転職成功のポイント
転職成功のポイントは、コミュニケーション能力と計画立案・実行力をアピールしたことです。
保育はスケジュールに沿って進めるため、保育士は時間管理能力が高いです。
年間・月間・週間と計画を立てて実行するスキルもあるので、複数の業務を同時進行する事務職でとても役立ちました。
パソコンは少し不安だったので、自分でエクセルとワードの勉強をしてから就職活動をスタート!
この会社でWEBスキルの基礎を学び、今は保育士をしながら副業でWEBライターとして稼いでいます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください→★
転職した感想
私は事務に転職して、保育士で得たスキルはどこでも通用することに気付きました。
保育士は連絡帳や日案などで文章を書きなれているので、事務職でもすぐに能力を発揮できます。
保育士は自然といろいろなスキルを身につけていますね!
よくある質問
保育士から異業種への転職をすることについて、よくある質問をまとめました。
保育士辞めて何になれる?
保育士を辞めたあと、大きく分けて保育の経験を活かせる仕事と異業種への転職の2つの方向性があります。
保育の経験を活かす仕事 | 保育士のスキルが使える仕事 |
・児童養護施設 ・学童保育 ・ベビーシッター ・託児所 | ・販売/営業 ・事務職 ・介護職 ・WEBライター |
異業種であれば、コミュニケーション能力とPCスキルがあれば事務職に挑戦できますし、相手のニーズをくみ取る力は営業職でも活かせます。
そして日常的に文章を書く保育士は、意外とWEBライターにも向いています。
実際に私もWEBライターとして副収入を得ているので、気になる人はこちらの記事もご覧ください→★
保育士で身についたスキルや経験は、思ってる以上にいろいろな仕事でつかえるので安心しましょう。
年度途中でも辞めれる?
保育士は年度途中でも辞めれます。
法律上は「退職日の2週間前までに退職の意思を伝えれば問題ない」とされています(民法第627条)。
つまり、年度の途中であっても法律的には退職して問題ありません。
年度途中に辞めれないと思ってる人が多いけど、年度途中の退職は禁止されていません
子ども達のことを考えると3月まで続けるのがベストですが、一度しかない人生なので自分の体調や精神面を優先しましょう。
保育士から異業種への転職を成功させるポイント
保育士から異業種への転職を成功させるポイントは、たった3つです。
- 自己分析を徹底的に行う
- 異業種への転職理由を明確にする
- 保育士経験で得たスキルを異業種で活かせるように言い換える
一番大切なのは、自分のスキルの洗い出し。
そのあと転職先の情報しっかり分析して、自分が持っているスキルがどのように活かせるか考えることが成功への秘訣です。
保育士辞めた体験談!異業種に転職したアラサーの末路まとめ
今回は「保育士辞めた体験談!辞めて異業種に転職したアラサーの末路」というテーマでお届けしました。
保育士を辞めて異業種に転職したことは大きな決断でしたが、まったく後悔していません。
むしろ異業種を経験したことで視野が広がり、保育現場に戻ってきたときいろいろな角度で物事を受けとめながら働けている自分に驚きました。
保育士がつらくてかった時、勇気を出して新しい環境に飛びこむことで自分を見つめ直すいい機会となりました。
もしあなたも保育士の仕事を辞めたいと考えているのであれば、じっくりと自分と向き合い、本当にやりたいことを考えてみてください。
そして、一歩踏み出す勇気を持ちましょう。