今回は「保育士を辞めたリアル体験談!辞めてよかった?後悔した?」というテーマでお届けします。
保育士として働いているものの、転職を考えて悩んでいる人は多いです。

2年目のとき、保育士を辞めた経験があります!
- 保育士2年目で退職
- 異業種へ転職① 正社員
- 異業種へ転職② 正社員
- 現在、結婚して派遣保育士
この記事では、私の保育士を辞めたリアル体験談をまとめました。
結論から申し上げると、私は保育士を辞めてよかったです!
ただ、辞めて良かったかどうかは職場の状況や、その後どうしたいかによる所が大きいというのが本音です。

実際、私は保育士の魅力に気付き、また保育士に戻りました
もしあなたが保育士を辞めようか迷っているなら、この記事が解決のヒントになること間違いなしです!
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保育士を辞めたリアル体験談!

わたしは21歳のとき、激務に絶えきれず保育士を退職しました。
保育士を辞めたことを全く後悔していません。
同じように悩んでいる保育士さんの参考になればと思い、当時の体験談まとめます。
ブラックな保育園で退職者続出
わたしが新卒で入社した保育園はブラック保育園でした。
私が2年目を迎えてしばらくすると、残業代の未払いなどが原因で5人の保育士が退職してしまいました。
あたりまえですが深刻な人手不足となり、正社員は休憩なしで保育をまわすことに…。

パートさんの休憩時間を回すだけで精いっぱいでした
常に2時間以上の残業
毎日の残業はあたりまえ。
早番から遅番まで12時間くらい職場にいることも多く、疲れているはずなのに眠れない日が続きました。
だんだん頭がボーッとするようになり、忘れ物や引き継ぎミスが増えはじめます。

そのときは自分の異変に気付いていませんでした
出勤できなくなる
休憩もなく行事に追われて残業していたわたしは、ある日めまいで立てなくなりました。
そして病院では「適応障害」と診断され、1ヶ月休職させてもらうことに。

自分では気付いてなかったけど、かなり無理していたと思います
その期間に客観的にいまの状況を整理すると「これは異常だ」ということに気づいて退職を決めました。
【関連記事】「保育士が適応障害で退職したときの伝え方」
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保育士を辞めた理由
最終的に私が保育士を辞めた理由は3つあります。
ただ、これは「職場選びをまちがえた」ということでもあります。
注意:残業代がしっかり出たり、残業ゼロの園はたくさんあります。
人間関係が最悪
私が働いていた園は、とにかく人間関係が最悪でした。
- 陰口や派閥争い
- 上下関係が厳しく風通しが悪い
- お局さんのご機嫌とり
- 自分の保育観を押しつける
これらの理由で、保育士はみんなイライラしていました。
▼ 実際にあったトラブル ▼
自分の保育観がいちばん正しいと思っているベテラン保育士が、同じように対応するよう強要してくる。(嫌がってる子どもにむりやり給食を完食させる、など)
お局さんが子どもの前で新人保育士にしょっちゅうダメ出しする。
新人保育士が時間ぴったりに退社しようとすると、お局さんに「今の保育士は楽でいいわね」とイヤミを言われる。

人員不足でコミュニケーションをとる時間もないので、関係を深めることもできず負のループでした
残業が多い
当時のわたしは毎日2時間ほど残業していましたが、残業代がでませんでした。
朝7時に開園するために6時すぎに出勤し、19時の閉園業務をおわらせて職場を出るのは19時半。
当時は若くて知識もなかったので、これが当たり前だと思いこんでたんです。

知らないって怖いですね…
残業ゼロで休憩がきちんと取れる保育園があるということは、退職後に知りました。
給料が低い
初任給は手取り17万。
自分は友人より年収が100万ほど低いと知ったときはショックでした。
しかも6年上の先輩から「あなたと2万しか給料が変わらない」と聞かされ、頭がまっしろに。

もっと上がってると思ってた…
保育園によっては役職が「主任・園長」しかないので、すぐに昇給しづらい点も気になっていました。
つまり、働く園をまちがえてしまうと「6年後も2万しか給料が上がらない…」という私のような状態になります。
保育園選びのポイントは後日更新します→★
保育士を辞めてよかった?後悔した?
結論からいうと、私は保育士を辞めてよかったです。
- 異業種を経験して視野がひろがった
- 外から客観的に保育士について考えられた
- 保育士としてうまく働くコツがわかった
少し変わっているかもしれませんが、わたしは保育士(正社員)を辞めて異業種(正社員)に転職したあと、結婚して保育士(派遣)をしています。
【関連記事】「保育士から異業種へ転職した体験談」
おもいきって保育士を辞めたおかげで、異業種を経験して世界が広がりました。
人(職場)を変えることはできないので、そもそも辛い職場では働きません。

最初から、残業なしで休憩がとれる保育園でしか働きません
保育士特有の女社会のやりくりや、そもそもトラブルにならない人間関係のコツもつかんだうえで派遣保育士をしているので、今はストレスゼロ!
子どもたちと毎日笑ったり感動したりしながら働くことができています。

たまたま働いた園がブラックだっただけで、保育士は楽しくてしかたありません
だから、わたしは一度保育士を辞めたことを後悔していません。
保育士を辞める場合のよくある質問
保育士から異業種への転職をすることについて、よくある質問をまとめました。
保育士辞めて何になれる?
保育士を辞めたあと、大きく分けて保育の経験を活かせる仕事と異業種への転職の2つの方向性があります。
保育の経験を活かす仕事 | 保育士のスキルが使える仕事 |
・児童養護施設 ・学童保育 ・ベビーシッター ・託児所 | ・販売/営業 ・事務職 ・介護職 ・WEBライター |
異業種であれば、コミュニケーション能力とPCスキルがあれば事務職に挑戦できますし、相手のニーズをくみ取る力は営業職でも活かせます。

そして日常的に文章を書く保育士は、意外とWEBライターにも向いています。
実際に私もWEBライターとして副収入を得ているので、気になる人はこちらの記事もご覧ください→★
保育士で身についたスキルや経験は、思ってる以上にいろいろな仕事でつかえるので安心しましょう。
年度途中でも辞めれる?
保育士は年度途中でも辞めれます。
法律上は「退職日の2週間前までに退職の意思を伝えれば問題ない」とされています(民法第627条)。
つまり、年度の途中であっても法律的には退職して問題ありません。

年度途中に辞めれないと思ってる人が多いけど、年度途中の退職は禁止されていません
子ども達のことを考えると3月まで続けるのがベストですが、一度しかない人生なので自分の体調や精神面を優先しましょう。
保育士から異業種への転職を成功させるポイント
保育士から異業種への転職を成功させるポイントは、たった3つです。
- 自己分析を徹底的に行う
- 異業種への転職理由を明確にする
- 保育士経験で得たスキルを異業種で活かせるように言い換える
一番大切なのは、自分のスキルの洗い出し。
そのあと転職先の情報しっかり分析して、自分が持っているスキルがどのように活かせるか考えることが成功への秘訣です。
保育士を辞めたリアル体験談!辞めてよかった?後悔した?まとめ
今回は「保育士を辞めたリアル体験談!辞めてよかった?後悔した?」というテーマでお届けしました。
保育士を辞めて異業種に転職したことは大きな決断でしたが、まったく後悔していません。
むしろ異業種を経験したことで視野が広がり、保育現場に戻ってきたときいろいろな角度で物事を受けとめながら働けている自分に驚きました。
保育士がつらくてかった時、勇気を出して新しい環境に飛びこむことで自分を見つめ直すいい機会となりました。
もしあなたも保育士の仕事を辞めたいと考えているのであれば、じっくりと自分と向き合い、本当にやりたいことを考えてみてください。
そして、一歩踏み出す勇気を持ちましょう。